愛車のポルシェ911は日本でもはや見ない
こんにちは
保坂兄弟です。
今日は僕の愛車のポルシェ911の話をします。
僕のクラシックポルシェの希少車で日本でなかなか見ることがない車です。
Porsche 911Sの1976年です。
日本でポルシェジャパンが設立したのが1976年で、日本でポルシェが販売された最初の車になり、2代目の911と呼ばれ930型と言われ、販売期間は1974年~1989年
ポルシェ911は、1964年から製造販売をしていて、その進化の過程は、エンジンや性能は格段に変化しながらも、車体フォルムなどは創業から変えずに生かされ、その絶大な人気は不動のものとなり20世紀で最高の名車と現代でも語り継がれています。
1974年に開催されたパリサロンに、新型の930ターボのコンセプトカーが展示され、KKK製ターボチャージャーを搭載して、260馬力/5,500rpm、35.0kgm/4,500rpmを叩き出し当時ではすごい性能で一躍世界のトップカーとなりました。
930型は、元々はターボモデルを示すものでしたが、自然吸気であるNAエンジンは、1977年モデルまで、初代911と同じく901型のままで生産されていて、僕の車は930型ですが、エンジンも車体も昔の901型のナローボディと言われる初代のポルシェと同様となっています。
そして、1978年からNAエンジンも930型となりましたが、日本で販売された仕様は昭和50年の排ガス法規制に適合するために、245馬力/5,500rpm、35.0kgm/4,000rpmとなり、その後は、ビックパワーに対応するためのタイヤ幅を増やし全幅は拡げられました。
僕のポルシェは、911Sは1976年製のNAエンジン搭載で4MTになり、Porsche Japanが日本で初めて生産した生産台数が130台の希少車です。
語呂並べただけで希少感バリバリですよね。笑
もちろん古い車なので、どんどん問題が出て来ますけど直すことも楽しみの一つになってて、年間の数ヶ月はガレージで修理で乗れないし、しかも夏にはクーラーやエアコンがないので、暑すぎるうえにエンジンに負荷がかかりすぎるので乗れません。
まあハイヒールの女性をあまり歩かせるなみたいな感覚です。
世話焼ける子は可愛いって言いますからね。
だから普通の車って代名詞でHe(彼)と英語では使うんですけど、ポルシェってShe(彼女)って使われていて、昔のポルシェってものすごい人数のファンが世界中にいて、値段も人気と同様にプレミアが付いてかなり上がっています。僕が購入した時から5年ほどで倍近くの値段になりました。
ポルシェは意外に壊れなくて有名なんですが、僕の年代まで古いとやはり色々と問題は出て来ます。エンジンは一度オーバーホールしたので壊れませんが、消耗品などはガタがくるので、毎回直しながら愛着も深くなって色々替えたりと、大人のミニ四駆って感じでかわいいんです。